後編 "14年2月15日"人の温かさをあらためて感じた「観測史上1位の記録的な大雪」
ちょうど雪が降っている今季、約2年前の出来事を思い出しました。
みなさんは覚えていますか?
関東甲信、観測史上1位の記録的な大雪が見舞われた"2014年2月15日"のことを!!
人の温かさをあらためて感じた「観測史上1位の記録的な大雪」
車の中でガクブルになって横になって寝ていると!!
窓を「コンコン」と叩く音が聞こえました。
音が聞こえた方をチラッと見てみると防寒着を着た女性が立っており「大丈夫!?うちでご飯食べてく!?」と 言われ見知らぬ私を家に避難させてくださいました。
話を聞くと昔バックパッカーとして国外を旅行していた時、見知らぬ人に助けてもらった事があるので困った人、助けを求めている人がいたら助けてあげたいとのこと。
バックパッカー(英語: backpacker)とは、低予算で国外を個人旅行する旅行者のことを指して使われてきた言葉である。バックパック(リュックサック)を背負って移動する者が多いことから、この名がある。
家族の人に挨拶とお礼をしてご飯を頂き、お子様と戯れあっていると、もう一人見知らぬ人が入ってきました。その人(バーテンダー)も家に帰れず避難して来たみたいですが、私と違うところは、バーテンダーと家族は知り合いであることでした。
お昼頃、リビングに私とバーテンダーと家族が全員集合!!
「にいちゃんお酒飲めるの!?」と突然聞かれ「飲めます」と答えると、"何かの縁だから"と昼間から酒盛りが始まりました!!
避難してる身にも関わらずここまでお世話になってもよいのかと思いながらも、ビールに外国から取り寄せたワイン、見たことがない日本酒、お酒のお供に最強な焼きベーコンなどのおつまみが出てきたのでご馳走になってしまった。
気がつけば日は沈み夜に・・・
そのあとも子供達と人生ゲーム、卓球を家族&バーテンダーとリーグ戦を行い、お風呂も頂き、寝床も用意していただき至れり尽くせりな1日でした。
まさに地獄から天国へ!!
次の日、お礼にもなっていませんが家の周りの雪かきと経営されているお店周りの雪かきをして解散しました。
災害があったとはいえ、見知らぬ人を家に避難するということは簡単に出来そうで出来ないことだと思います。私が同じ局面に立った場合同じことができるかと言われると、自信がないです。見て見ぬ振りをしてしまうかもしれません。それでも困った人がいたら助けられるような人になりたりですね。
⬇️困った人がいたので、知らない人に一万円をあげた話
"大雪による被害"アーケード崩壊
職場近くの商店街アーケードが崩壊
崩壊した日に助けて頂いた家族と一緒に見てきました。
古風なアーケード通りで古くはなっていたと思うが、そんな雪国じゃないんだから崩壊するなんてないだろうと思っていましたが、自然の力って凄まじいな実感しました。
現在は屋根がなく鉄鋼がむき出しの状態ですが、再生に向けたプランが検討され、昭和の風情漂う屋根付きの屋台横丁に衣替えするみたいです。
余談ですが「昭和の雰囲気が残る街」と評判がよく、ドラマや映画のロケ地として使われることが多く、大雪の被害後も人気は衰えないそうです。そんな場所で1981年に薬師丸ひろ子主演で大ヒットした、「セーラー服と機関銃」の続編「セーラー服と機関銃-卒業-」の撮影が行われた場所のようです。