正直者が馬鹿をみる?知らない人に一万円をあげた話

こんにちは、一度も嘘をついたことがない秋鮭です。

真に人に正直な人ってどんな人だと思いますか?

頭の悪い人には正直に「頭悪いですね」と言い、不細工な人には「不細工ですね」、可愛い人にはお世辞ではなく「可愛いですね」と相手に伝える人が真に正直な人と言えるのではかと私は思います。その人に優しさや配慮にかけているいるのではなく、自分の思った事を正直に伝えているだけで、このような人は「正直者」と言われることはなく、「口が悪い」と言われることはありますよね。

実際には「正直な人」よりも「嘘と正直を使い分ける人」の方が評価が高くなりますし、中には「正直者」と呼ばれる人まで出てくると思います。
正直な人間ほど正直者と認識されにくく、嘘が上手い人ほど正直者と認識されやすいということだと思います。よって、正直者は馬鹿をみるは正しく、その構造に気付かずに正直であり続ける人もまた馬鹿といえると思いますので、私秋鮭も馬鹿といえますね。

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知らない人に一万円をあげた話

家から歩いて15分くらいのところに勤めている会社があり、その日は夜勤出社でしたので18時半に家を出ました。近くにレジャーランドがあり毎日レジャーランドの中を通って通勤しているのですが、レジャーランドの入り口前で急に声をかけられました。

まさかの何年ぶりかの逆ナン?とか一瞬思いましたが、そんなあまくないですね!!笑

futarigoto.hatenablog.com

 急に知らない男の人に声をかけられ、何事!?何かの勧誘!?かと思いスルーしようとしたら、男の人が「怪しい人じゃないです」と名刺を出してきました。私こういうものですと名刺をみると某実用衣料品の生産販売をしている大企業の名前がそこにはありました。仕事に行く途中だったので歩きながら話しを聞いていると出張でこちらに来ていて、駅前の椅子でうたた寝をしていたら携帯や財布を盗まれたと言われました。

警察に行ったがあまり掛け合ってもらえずお金も貸してくれなかったので、駅前でお金を貸してくれる人を探していたが、警察から迷惑になると言われ少し離れたレジャーランドに来たそうです。数え切れない人に声をかけたが相手にしてもらえず、小銭程度は貰えることはできたが、自宅に戻れるほどのお金は確保できていないみたいでした。

自分のことを善良な人間だと思っている私は無防備に一万円を手渡し、相手が名前、電話番号を教えて欲しいということでメモを手渡しお礼を言われ解散しました。

それから約3ヶ月。

自分の方から特に大丈夫ですよとか言いましたが、連絡が一度も来ない。「無事に家につきました」とか連絡は欲しかったですね!!"騙されたのか!?"とか思っちゃうよ(泣)名刺を貰っているので電話番号や会社の番号は知っているがこちらから連絡するのもなんだし、なんだかなぁと思い名刺を捨てて忘れることにしました。

他人を無防備に信用するな

いい人は他人も自分と同じくらい善良な人間だと思いがち。ところが、世の中はそんなに甘くありません。スキあらば相手を出し抜こうと魑魅魍魎みたいな輩が少なからずいるものです。相手をよく観察しないまま無防備に信用していては、手痛い目を見ることになりかねません。

アニメやドラマで見るような重度のお人よしだと、痛い目を見てもなお「たまたま運が悪かった」などと反省しないので、ますます悪い人につけこまれることもありますので「正直者」は注意してください。

物事を客観的に判断しろ

正直者は努力が報われなかったり、嫌なこと、損な役回りばかりされがちです。ちょっと冷静になれば「もしかして、私のやりかたは間違っているのでは?」と気付いてもよさそうなものです。ところが、物事を客観的に判断できないでいると、どんなに理不尽な状況でも我慢してしまい、現状打破をはかろうとしません。ある意味、正直者である自分に酔っているのだと思います。